賽は投げられた

賽は投げられた

自閉症グレーの長男とまだ赤ちゃんの次男を抱えたすったもんだの日々を綴ります。

オムツ外れの救世主?その2~その後

寝かしつけた後、粛々とアイロンプリントを続けていました。

こんばんわ、みなさま。


お昼に書いた(オムツ外れの救世主?その2)の続きです。
risiko.hatenablog.com



なんと。

なんと、幼稚園でおもらし0!


やったー!(歓喜)


先生とほくそ笑んでしまいました。


その後もおもらしなく過ごしていたら事件は起きました。


おやつを食べていた時におちゃをこぼし、まさかのびょぬれ。


あまりに悲しくて固まるりょた。

私はなぜか爆笑してしまいました。


いや、まさかこのタイミングとは。


濡れたのに脱がないと言い張るりょたに最愛の電車がプリントされたパンツを出すと、態度がコロリと代わり、はくーと一言。


嬉しそうに履いてました(^^)


だがしかし!


2度目の事件が…。

お風呂を我が家では、ごはん前にいれるのですが、パンツを脱ぐのが嫌で嫌で嫌で!


まぁ、ごねられました。。


しょうがなく最後の二枚を出して、どっちがいい?と聞くと、

7000系!」

と、嬉しそうに答えてくれました。


りょたはお風呂がだいっきらいなので、お風呂嫌いに拍車がかかるとまずいです。


ひとまず安心。


ほっとしたのもつかの間。


ゆうしょくご、ちびっと漏らしてしまうりょた。


「あー、濡れたね。夜だし、オムツにしようか」


と、いそいそとオムツをはかせると、


「オムツはいやーーー!!」


と、大絶叫。


6000系!」


残り一つのパンツを覚えていてそれを履きたいとごねるごねる。。


しかたがなくそれをはかせ、嫌がるりょたを押さえつけて歯磨きも終了。


だいぶ眠そうだったりょたを寝かしてけていると、ふと、オムツはかせなくちゃ!と気づく。


昨日は奇跡的におねしょはなかったけど、今日もそうとは限らない。


寝付きが悪いりょた。

起きたら二時間寝ないコースが待っている。


びしょびしょで起きられたらたまらない!!


そーっとオムツを履かせようとするものの。


「オムツはいやーー!!!」


と、またしても絶叫。


「オムツは嫌!くさいでしょ!」


と、2日前までオムツラバーの発言とは思えないことを言い出す。


くさいってなんだ!

そりゃ、そーぴーがうんちした時に言ってたセリフだ!!


帰ってきているダンナも加勢し、オムツの上にパンツを履かせることに成功。


本人も納得したのか、にやにやしながら寝ました。



どっと疲れた1日でした。。。


まさかのオムツ拒否になるとは…。


これからあの電車のパンツしか履かない!とか言い出しそう。。。


量産体制に持ち込みたいところですが、一点しかないことで、モチベーションがあがるのかな、とも思うので難しいところです(悩)



ともかく、予想以上に効果はありました。


イラストを作ってくれた方に本当に感謝です。


ちなみにパンツはこんなのです。



f:id:monokuroboo-0702:20170509223951j:plain



イラストは西武40000けいです。


本当は、無地のものにだけ貼ろうと思っていたので、センスがないですが、背に腹は変えられない状況なので。


このままりょたのモチベーションがあがりますように!!


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おむつ外れの救世主?その2

「おむつ外れは、焦らないで見守りましょう(^^)」


なーんて分かっちゃいるけど、イライラするのがおむつ外れなんだ!!!


と、海に向かって叫びたい心境です。


こんにちは、みなさま。



トイレに行くのに抵抗がなくなってきたものの、自己申告はさっぱりなりょた。


最初はタイマーで図って、きっちり50分おきに誘っていましたが、暴れるりょたをみたダンナが「そんなんじゃ、出るものもでない」と言われ、ゴールデンウイークはパンツにして、ちんちんを触りだしたらすばやく抱えてトイレに走るを繰り返しています。


いやー。疲れますね。あはは。世の中のトイレトレーニングに付き合うみなさま、本当にお疲れさまです。


幼稚園でも相変わらずおもらしのお土産をもらう日々。


「だいぶ慣れてはくれたものの。少し濡らしてしまって、それで気づいてトイレに行くんですよね」と困ったような笑顔で言われ、何かよいか考えました。


そもそも、私はなんでトイレに行くんだ?


排泄はトイレでするものと分かっているからということもありますが、濡らしたら嫌だという気持ちが強いからだと思います。


「濡らすのは気持ち悪い。そう教えることが第一歩ですよ」と療育先の先生にも言われました。


りょたは、濡らすのは嫌いです。

少しでも汚れると洋服を脱ぐと言います。


濡れるのは嫌だ。わかっている。


でも、りょたの場合、パンツは嫌いです。


おしっこしたら濡れてしまうから。なら、オムツをよこせとストライキを起こします。


幼稚園で強制なので、パンツにも慣れましたが、あと一歩。


濡らす前にトイレに!という所まで行けたら、ゴールも近いんじゃないかと思ってます。



そこで、がらが入っていないパンツにりょたの好きな電車のアイロンプリントをつけてみました。


りょたの好きな電車は、在来線の中でも古い型式のもので、グッズとして売られているものではありません。

幼稚園準備の時、スモッグに何を貼ろうか?と悩んでいたダンナが、作ってくれました。


そのあまりです。



お風呂をしぶったので、つられるかなーとトイレとは違う意図で昨日何気なく作ったものです。

その時は眠かったのか反応はイマイチでしたが、お風呂の後は漏らすことなく終了。


1つしか作っていなかったので、私も忘れかけていた今日の朝。


起きたりょたをトイレに誘って済ませた後、お腹がゆるかったので、オムツをはかせようとしたら


「パンツがいい!」と一言。



え?パンツがいいの?


びっくりしつつも、違うパンツを差し出すと



「これじゃない。1000系!(りょたの好きな電車の型番)」


ええええ!
いや、あれは一点もので、今、洗濯中!


必死になだめても聞く耳もたず。


オムツもパンツも履かずにキャハーっと!駆け出すりょた。


ダンナが慌てて確保し、オムツをはかせていました。。



いやさ、そんなに食いついてなかったじゃん!


混乱する中、しょうがなく、アイロンを出して、好みの別の電車を急遽、アイロンプリント。


「50090系!(これも型番)」

お気に示したようで、それを履いて登園しました。


「これは一つしかないから、濡れたらおしまい。だから、濡らさないように、トイレに行くんだよ」


「うん(^^)」


わかっているのかわかっていないのか不明ですが何度も繰り返し幼稚園へ。


先生にも「お気に入りのパンツを履かせました。一点ものだから濡らさないようにって言ってみたので、見守りをお願いします」と一言。

先生、笑顔でわかりましたと言ってくれました。


濡らして、これじゃなきゃ、いやー!と言っていないか。



不安は残りつつも。


賽は投げらました。


後は、りょたを信じるしかないです。


↓ちなみに使わせて頂いたのはこちらのイラスト
イラストでんしゃ図鑑 - オリジナル鉄道イラスト


古い型式のもありとても我が家では重宝しました。
ありがとうございます。本当に!!







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幼稚園の面接&結果

幼稚園選びからの続きになります。

risiko.hatenablog.com

今回は、ドキドキっ出産と被るかも!?と、違う意味でも緊張した幼稚園の面接の話を書きたいと思います。


次男の出産が残り一カ月を切り、お世話になる予定のダンナのお母さんへ荷物をモロモロ運び終わって、一息ついていた時でした。

3週間早く陣痛が・・!?

37週目なので、正常な範囲ですが、予定より早くてびっくり。


しかも、おととい検診があって、「うーん、今、2500ぐらいかな。まだまだだねー」なんて先生にも言われていたので、すっかり気が抜いていたのでなおびっくり。


結局、次男は3週間早く生まれてきてくれたおかげで、面接の時に陣痛かも!?という事態は避けられました。


ただ、産後間もない体力0の状態。
しかも、次男NICUに入院して、バタバタした日々。

頭が朦朧としていました。


前日から家に戻り、面接を受けるための番号札が朝7時に配られるということでゲットし、大雨が降る中、りょたとともに行きました。



雨が降っているためなのかホールで待機組の親子が何組もいて、いくつかテーブルがあり絵本がありました。
また、滑り台もあり、先生方もそうでで子供たちを見ていました。


絵本を大人しく読む子。滑り台を滑る子。終始、泣いている子。


様々な子がいる中で、りょたは幼稚園に興味深々。


引き戸の開け閉めが好きなりょたは、ドアを占めたがりましたが、「先生がするものだよ」と諭し、絵本に興味をうつさせました。

幸い大好きな電車の本がありましたが、りょたの好みの在来線ではなく新幹線の本。

3分と持たずうろちょろ。

滑り台に近づきましたが、長い列ができていて、待つのが億劫になったのかふらふら。


一つ飛び出す仕掛け絵本があったので、それに食いついてくれましたが、数回読むと飽きてぐずぐずしだしました。


歌を歌ったり、手遊びしたり、椅子に座ったり、まぁともかくじっと座っているなんて無理でした。


早く~早く順番になって~~~とりょたを抱きかかえながら思っていると、ついに順番に!


別室に入ると園長先生が一人おられました。


「こんにちは」と声をかけられ、ニコっと笑うりょた。


「おなまえを教えてください」

「何歳ですか?」

と質問をされても、りょたはニコニコするだけ。


「まだ難しそうですか?」と聞かれたので、「はい」と正直に答えました。


その時のりょたは、名前も年も言えてはいませんでした。


園長先生は、そうですかと笑顔で何か書いていました。


すると、ペン大好きりょたがすすと近づきました。

「椅子に座ろう」と言っても聞く耳持たず。

ついには、椅子を園長先生の机にピタッと寄せて座りだしました。


そうくるか!いや、確かに座っているけどさ!!


もとに戻そうとする私を園長先生は「このままでいいですよ」と言ってくださり、早くも胃が痛い状態に。


結局、そのままの状態で、面接を続けました。


ペンに触ろうと手を伸ばしたりょたですが、先生が「これは先生のだよ」と笑顔で諭すと、先生が書くものをじっとみて手を出していませんでした・・・と、思います(正直、答えるのに必死で覚えていませんです・・)


いくつかの質問をされ、その中に「今までお子さんを見てきて、発達に心配なことがありますか?」と聞かれたので、療育に通っていることを話しました。

園長先生はキョトンとした顔をされて、「ああ、そうなんですね」とさらっと言われ、深く話を聞かれることはなかったです。


ええ!?それだけ!?

大丈夫!?

療育通っているとやっぱり印象悪かったのかな・・・・


終始、ドキドキしっぱなしでした。


後で気づいたのですが、恐らく園長先生は発達障害と身構えず、他の子と同じように受け入れますよと思っていたんじゃないかなと思います。

これは、保護者説明会で思ったことです。
保護者説明会もやらかしエピソードがあるので別途、書きますね。


話を戻して、いくつかの質問をされ、その後、りょたと分離。

りょたは様子を見るために先生たちのお部屋へ。
私は、別室に行き、質問票を書きました。


質問票の中には、この幼稚園を選んだ理由もあり、狭いスペースにこれでもか!というほど書きました。もともと、出産と被ったらお手紙をと思っていたので、下書きっぽいものを事前に書いていたので。


書き終わってしばし待ったのち、りょたが先生に連れられてやってきました。


楽しかったようで笑顔のりょた。


それを見てほっとして帰りました。


帰られないとごねたのは想定範囲内です。はい。



午後に結果がでるということで、母にりょたを迎えにきてもらい、一人で結果を見に行きました。


なんですかね。
高校受験の結果発表の日を思い出しました。


ドキドキして心配で、不安なあの気持ち。


そういや、あの日も一人で見に行ったっけ。



幼稚園の園舎に紙が張り出されていました。


ほぼ連番だったので、りょたの数字が飛ばされていないかドキドキ。


無事にありました。

何度も何度も見返してほっとをしました。


その後、入園金を納めて、書類もろもろと絵本を園長先生から受け取りました。


「お子さんと読んでください」と渡された本は、幼稚園生活が書かれたものでした。

これはのちにりょたが好きな本になり、何度も何度も読みました。


「ありがとうございます。これからよろしくお願いします」


深々と頭を下げました。


急いでお母さんと父とダンナにメール。

よかったねと言ってもらました。



苦しかった幼稚園探しから始まって、無事、入園できたことで大きな荷物が一つ下せました。







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苦しかった幼稚園選び②

前回の続きになります。

risiko.hatenablog.com


療育先に相談


もともとウジウジ虫な私は、悪路も重なって、説明会はギリギリになっていきました。
説明会に行っていない段階で、一度、療育先で相談できる機会がありました。


その時は、ちょうどお盆休みでダンナも一緒。
二人で、半期のりょたの成長の説明を受け、幼稚園の話へ。


前に先生が話していた言葉があります。

「自由に遊ばせる幼稚園と、ある程度、課題が決まった幼稚園と大きく分けて二つあります。自由に遊べる園は、自由でいい半面、自由にすると何で遊んだらいいのかわからない子もいます。課題が決まった園は、課題を取り組むのが嫌で立ち歩く子もいます。どういう園がいいのか、そのお子さんたちの特性を見て選んだ方がいいですよ」


その言葉があったので、先生にどっちがりょたはいいですか?と尋ねました。


「就学のことを考えるなら、ある程度、課題がある方がいいですよ」


意外な言葉でした。
就学。

目先のことばかりの私は、小学校のことまで考えていませんでした。


「りょたちゃんは、次はこれだよと促せばできますし、これをやってねと課題を渡した方が落ち着くと思います」


なんとなく自由にのびのびとと思っていた私にとって、また意外な言葉。


先生「ただ、人数は多くない方がいいと思います。20人未満。先生も二人くらいの。手放しにしていられる子ではないですから、先生の目の届く範囲が広いところがいいと思いますよ。どこの幼稚園を考えていますか?」

私  「A幼稚園が近いので考えています」

先生 「そこならここに通うお母さんから『接し方が良い』と聞いたことがありますよ」


ということは、幼稚園も受けれやすいということなのかな・・?
考えこんだ私に、先生はダンナに話をふりました。


先生 「ご主人はどう考えていますか?」

ダンナ「先生のおっしゃる通りだと思います。幼稚園は、小学校へ行くためのステップなので、それに合うところに行かせればいいと思います。それに、こいつは、自由に遊べと言われれば、どこまでも自由に遊んでいられます。少々厳しくても、やるときはやると教えられた方が後々にいいかと」


先を見通している二人の話に、今まで闇の中に隠され、混迷していた幼稚園選びというものに、一本の光の道が通った気がしました。

幼稚園説明会


プレに行った幼稚園には、副園長先生の言葉が忘れられず、説明会には行きませんでした。
結局、説明会に行ったのは4つ。

今通っている本命のA幼稚園。
ここは、週の半分は給食があり、園バスもある。預かり保育もある。超近い。
賃貸で、引っ越しも考えている我が家にはありがたい条件がそろっていました。


他は、少し歩くB幼稚園・C幼稚園。
あとは、りょたによく似た特性を持つ子が良かったという書き込みをしていたD幼稚園。
ここはバスで送り迎えが必要です。

A→B→C→Dの順に説明会を受けに行きました。

A幼稚園(本命)

A幼稚園は、時間の半分は、子供たちの様子を見れ、園庭で駆け回る子。遊ぶ様子が見られました。
10時までは外で遊ぶらしく、10時になるとお片付けの曲が流れ、一斉に入っていきます。

教室のお集りの様子も見られました。

二人一組のロッカー。
いすには自分のものとわかるように座布団がひかれていました。

療育で自分のマークの席に座るということに慣れたりょたなら、椅子の取り合いとかにならずにいいなと思ったのです。


その後、教室で、歌と手遊びが始まりました。
その時、ポツンと一人、歌わずに手遊びせずにいる男の子がいたのです。

違う先生が、その子にそっと寄り添って、歌っていました。


その光景がとてもいいなと思ったのです。


りょたは、まだ手遊びを始めたばかりで、じっと見ることが多かったので、そばに先生がいるなら一人になることはない・・。
この園に通わせたいと強く思いました。


その後、説明会だったのですが、園バスなど、オプションが多い幼稚園だったので、なんというかプレゼンを聞いているような感覚でした。男の園長先生だったからかもしれません。


どういう風に子供を育てたいという思いを語る場面もありましたが、全面ではなく、園の特徴の説明が多いスッキリとした話でした。
知りたいことは、全部知れるという風な。


そこで私は肝心なことを聞くのを忘れていたのです。


療育に通う子の受け入れについて。


ダメじゃん。なにやってんのと今でも思いますが(苦笑)

人の多さに酔った私は、聞けずにその場を退散してしまいました。。。

B・C幼稚園

教会系のB・C幼稚園は、A幼稚園の説明会とは違い、子供をどういう風に育てたいか、感情に訴える説明でした。
親の出番も多く、日曜礼拝もある。
ただ、B幼稚園は、15人ぐらいのクラスで先生が二人付く。
C幼稚園は、1クラス20人程度。


A幼稚園は年少で2クラスあり、30名なら受け入れ可能ですと言っていたので、それよりはこじんまりとした幼稚園でした。


できれば、20人未満の小規模の方がいいですよと療育先の先生も行っていたので、悩むところでした。


説明後、それぞれの先生に療育に通っていること、受けいれはどうかの話を聞きにいきました。


結果は、プレの幼稚園の時と同じようでした。


「受け入れなくはないけど、必ずしも受け入れるわけではい」


療育に通っていると言った時、それまでニコニコ笑っていた先生がすっと真顔になる。


いくらいいなと思っても、その表情を見ると本音が見えた気がして、通わせるのを躊躇いました。


そのことをダンナに話すとドライな一言。


ダンナ「幼稚園だって、ビジネスなんだから。問題を抱えていそうな子を受け入れるのは、積極的じゃないんだろ」

私  「そうだね・・」

ダンナ「返事が曖昧だよ。断るんだったら、きっぱり断ってくれた方がこっちとしてはいいのに」

私  「そうね・・」


暗い気持ちになっていた私にダンナはダメ押し。


ダンナ「たかだか幼稚園だろ?義務教育でもない。履歴書にも残らない。幼稚園に入れなかったら、1年は大変だけど、区立っていう選択もある。療育先にも相談すればいい。道は一つじゃない」


道は一つじゃない。


うじうじ虫だった私は、幼稚園が決まるまで何度も何度もダンナに言われていました。

D幼稚園


A幼稚園を受けてみようと思っていても、二番目に良いなと思っていたD幼稚園の説明会に行きました。

その園は園長先生がとても家庭的な雰囲気で明るい感じでした。

園長自ら子供たちと教室に入り、フォローするという園長先生が全面にでてきていました。


教会系の幼稚園でしたが、「できる時にできる人が」をモットーとしているらしく、礼拝も必ず参加ではなかったです。


なにより園長先生の子供たちへの想いが素敵でした。


恐る恐る療育に通っていることを伝え、受け入れはどうかを尋ねました。


少しビックリした顔をした園長先生でしたが、真剣な顔になって

「そういうお子さんもうちの園に通っていますよ。またお話ししたいので、よろしければ、別の日に園に遊びに来てください」


そう答えてくれました。


今までの言葉とは違う言葉に感動しました。


説明会中、預かり保育もあったので、りょたも連れていきました。
楽しかったらしく、ぐずることなく、笑顔のりょたにD幼稚園もいいかもという思いが急浮上。

別の日に、幼稚園の様子見もかねて、りょたと見学に行きました。


午前中に行ったのですが、自由時間が長い幼稚園の中は、子供たちでごった返していました。

玄関にすぐおもちゃが積まれ、唖然としながらも中に進みます。


少ししたとこで、自由時間が終わりました。

先生が大声で「お片付けだよー。遊ぶのおしまい」と言う中、遊ぼうと思っていたりょたは不満げ。

玄関先にあったアルファベットのおもちゃのところへ。


その後、広い場所で、キリスト様の話をするため、一斉に集まってきました。

私たちも席が用意されましたが、遊べないりょたは不満爆発。

生徒たちの椅子がいいとごねだし、話が始まると逃走し、玄関のおもちゃへ。。


説明もなしにわけのわからぬまま座れと言われれば、りょたにとっては苦痛でしかたない。

わかってはいつつも、ポツンと遊ぶりょたに切ない気持ちになりました。


あつまりの話が終わると、園長先生が声をかけてくれましたが、とにかく忙しそう。

「少し待っててください。これから年長さんでお料理があるので、フォローに入りますから、その後お話ししましょう」


りょたは他の場所へ行くことを嫌がり、話すまで結局、玄関で過ごし、クラスの様子を見るのは、ちらっとしかできませんでした。


園長先生は、息を切らせながらも少し話を聞いてもらえました。
療育に通うこと、そして療育先で何をしているか、診断はまだついていないこと。

園長先生は親身に聞いてくれました。

私   「あの…席に座ってじっと話を聞くことがまだ難しいんですけど」

園長先生「年少さんでも何人かは慣れなくて経ち歩くお子さんもいます。でも、次第に慣れていきます。そうなるようにこちらも努力します」


ありがたい言葉でした。とっても。


一人一人を理解して伸ばしていこう。
そういう気持ちが強い先生なのだと思いました。


でも実際に目にしたのは、バタバタと先生があわただしく子供を誘導し、時には厳しい言葉をいう姿でした。

A幼稚園に比べると、園長先生を含め、ゆとりがない気がしたのです。


そのことをダンナに話すと、いつものようにドライな口調で言われました。


ダンナ「なんだかんだ言っても、がっかりしたんだろ。想像と違って」

私  「そうだね・・」


ここならと思いかけていたので、がっかり感は強かったです。


ダンナ「あのさ。幼稚園に療育と同じクオリティを求めちゃダメだよ」

私  「求めてるかな・・」

ダンナ「求めてるよ。療育は、人数も多いし、手厚い。その分、値段だって高いだろ?」


補助を受けているので1割負担ですんでいますが、正当な金額だったら、べらぼうに高くなります。


ダンナ「幼稚園は、どこでも一緒。人生がそこで決まるわけじゃない。近い方がいいよ。近い方が。合わなかったら、辞めてもいいんだし」


余りにも悩む私に、合わなかったら辞めてもいい、と繰り返し繰り返し言い聞かせられていました。



ダンナの言葉も受け、やることはやった。見れるものは見たということで、私はA幼稚園に面接を受けることに決めました。


ようやく決まった幼稚園ですが、まだ不安要素が。

それは、次男の出産時期とまるかぶりなこと・・・。


行けなかったらダンナに行ってもらおう。
いや、待っている間に産気づいたらどうしよう~!?とドキドキしながら面接の日を迎えました。

終わりにあたって

今回は長くなりましたが、幼稚園選びに苦悩した日々を書きました。


いやーーーー。今思い出しても胃が痛いです・・・(--;)


色々な幼稚園があるのだなと思ったいい機会でした。

それに、何よりも頼りになったのがちょいちょい出てくるダンナです。

療育先の先生も頼りになりました。


実は、説明会を一通り受けたあと、やっぱり悩んで療育先の先生に電話しました。

A幼稚園はいいけど、人数が多そうなのがネックだということを話しました。


「人数は多そうですけど、りょたちゃんを一度連れていってその様子を見てもいいと思いますよ。でも、最後はやっぱり
お母さんの良いなと思うカンを信じてもいいと思います」

そう励ましてくれました。

ダンナもそうですが、こういう話を聞いてくれる場所があって本当によかったと思います。


結局、A幼稚園に通うことになったりょたですが、今朝の登園は、満面の笑みで「先生ー!」と駆け寄って抱き着いてました(笑)


まだ始まったばかりで今後はわからないけど、今はこの園を選んでよかったと思ってます。




次は、つづきで、幼稚園の面接の様子を書きたいと思います!







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苦しかった幼稚園選び①

今日は、過去を振り返って、幼稚園選んだ理由を書いていこうと思います。

りょたは結局は3年保育の私立幼稚園(ご近所)に通っていますが、1年前の今頃が頭を抱えて、本当に決まるまで胃が痛い思いをしました。


なので、参考までにですが、私の場合を書いてみようと思います。


幼稚園探しの日々

私の地区では、区立幼稚園と私立幼稚園があり、区立は2年保育。私立は3年保育。

区立は障害を持つ子には補助員を付けられ、2年保育ということもあり入りやすい。

一方、私立は、3年保育で受け入れ態勢もその園による。


プレに行かせる自信がなかった私は、プレにもいかず療育先のみを過ごしていました。
親しいママ友もおらず、ご近所の評判もさっぱり・・

グーグルで色々、調べる日々でした。


療育先でも幼稚園については、いつも話が出る話題でした。通っているグループ全員が、春には年少になる子ばかりだったので。

私を含め、ママさんたちは共通して頭を抱えていました。


「来年、行かせたいけど、幼稚園が受け入れてくれるかどうか・・・」


中には、自閉症の保育で有名な園へいくために診断をとっているという方や
遠くの園がよさそうだけど、通えないから引っ越しも考えているという方まで

とても深刻な問題でした。


その中で、療育先で、先輩ママから幼稚園を選んだ理由を聞く会がありました。

母に頼んでりょたを預け、私も参加しました。


2人のママさんのお話しで、一人は私立。一人は区立でした。


私立に通わせたママさんは、2年保育もいいやと考えていたところ、療育先の先生に「この子は慣れるのに時間がかかる子だから、3年の方がいいですよ」と言われ、願書受付後に幼稚園探しをし、全て話して幼稚園に受け入れられたと言っていました。

一方、区立に通わせたママさんは、加配がついた方がよいとアドバイスを受け、区立一本にしぼって受けられたそうです。


幼稚園生活としての話はよかったのですが、「幼稚園選び」というのに悩んでいる私には物足りなかったです。


受け入れてもらえたんだね。いいな。としか思えなかったのです。

苦いプレ体験

焦っていた私は、ご近所の園のことを調べました。
幸いにも、歩いていける距離に行ける園が数箇所あったので、それぞれのことをネットで調べました。

その一つがまだプレを受け付けているということで、お試し体験をさせてもらいました。

事前に、療育に通っていることを話し、そういう子でもプレ体験できますか?と聞いたところ、とても明るい声で「一緒に考えていければいいと思います」と言われました。

さらに、「座ってお話しを聞くのがまだまだ難しいんですけど…」と話すと、

「まだ2歳児さんですからね。そういうお子さんもいますよ。話を聞くといっても、短いですし、無理なら離れた所で遊んでいてもいいですよ」と言われました。


すっかり安心した私は「今日は、幼稚園に行くよー」と、まだ幼稚園がなんだかわからないりょたに説明しいきました。



その日は、運悪く、プレの参加人数が多かったらしく、しかも先生も一人足りないという日でした。

1時間半のプレ内容は、

1.自由遊び
2.集まって絵本の読み聞かせ・手遊び
3.外遊び
4.おやつの時間
5.絵本の読み聞かせ
6.おしたく

というものでした。


まず人数の多さに私は圧倒されてしまったのですが、りょたは児童館でも来たと思ったのか、少し不安げにしたのみで、パッと遊び出しました。

自由遊びは、私が相手をしてご機嫌なりょたでしたが、絵本の読み聞かせが始まると、まだ遊ぶとごねだしました。

しょうがないか、慣れない場所だもんね。

そう思いながら、すみこっこで、遊びました。


切ない気持ちで。


その後、外遊びでしたが、私は見守るだけだったので、りょたはつまらなそうに何度も何度も一緒に遊ぼうと、「あーちゃん(かーちゃん)」と呼びました。

遊んでおいでと言うばかりの私につまらないりょた。

見かねた先生が、何度か遊びに誘ってくれましたが、全然、乗り気にならない。とうとう、すみっこで、一人ポツンと座り込んでしまいました。

その様子が切なくて・・・。


「幼稚園に行ったら、ポツンと一人なのかな・・・」


3年保育か4年保育か迷っていた私に刺さる光景でした。


その後は、おやつ。


食べたことのないラムネ・ゼリーに興味津々なりょた。
案の定、舌からべーっと出してもういらないとそっぽ向いてました(苦笑)

のどが渇いていたのか、お茶はがぶ飲み。


「お茶ください」と先生に言えたことに驚きました。


その後、親御さんが迎えにくるまで、自由遊びとなったのですが、園の副園長先生が私に声をかけました。


療育に通っている話をしていたので、その話を直接、聞きたいとのことでした。


どんなことをしていますか?


率直な質問に、グループ療育をしていること、2月に受けた検査では、言葉やコミュニケーションにおいて、1年近く遅れがあることを正直に話しました。


副園長先生は親身に聞いてくださって、次のように言いました。



「そういうお子さんをうちの幼稚園では受け入れないわけではありません。でも、プレに通ったからと言って受け入れるということが保証したわけでもないです。その年の入園希望者のバランスを見て、そういうお子さんが偏ってもいけませんし。受け入れるのは全体の1%ぐらいと思ってください」


かなり優しい口調でしたが、私はショックでした。
それと同時にやっぱりと思ったのです。


ネットには、診断が下りてないものの、療育に通っているだけで断られた。
入園しても、退園させられたなど、怖い話がたくさんありました。


やっぱり、療育に通っているだけで、そういうレッテルを貼られるんだ。


療育に通わせていることは、少しも間違っていないと思っていましたが、現実的なことを言われて涙ぐみました。


「プレに通われますか?」と聞かれましたが、少しでも集団生活をさせたかった私は、「はい」と答えてしまいました。


でも、もやもやとしていました。
通わせて何かメリットはある?


ポツンと一人でいるりょたを思い出しました。


もやもやを抱えたままダンナに話しました。


ダンナ「そんな通わせられるかわからない場所に行ったってしょうがないじゃん」

私  「でも、少しでも集団生活に慣れてくれれば・・。おなかも大きいし、出歩けないし・・」

ダンナ「プレって、その幼稚園での生活がうまくいくようにするためのものだろ?通えるかわからないのに、行く必要はない」


きっぱり言われて、それもそうだなとすんなり心が落ち着き、プレに通うことはあきらめ、後日、お断りの電話をしました。



長くなったので、ふたつに分けます(^^;


つづく




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おむつ外れの救世主!

りょた3歳7ヵ月。いまだにおむつの日々を送っています。


外さなくては!?と思い立って早1年。
春からが始めるのがいいよとかよく聞きますが、1年前にもチャレンジしようとしていました。

妊娠中ということもあり、りょたの相手もままならない日々が続き途方に暮れた去年の夏。


療育先の先生にも「焦ることはダメですよ。年中くらいまでに外れる子だって多いんですから」という優しいアドバイスにかまけ、ダンナの「幼稚園に入れば外れるんじゃない?」というのんきな言葉も間に受けて積極的に外すのはやめていました。


なにより、りょたがトイレを怖がり座らない・・・・。

そーぴーが生まれてからは、「僕もオムツ」の日々。


赤ちゃん返りでてんてこ舞いで、入園式を迎えました。


担任の先生にオムツの事情を話したところ。

「大丈夫です。声掛けしていきますから」
「できるだけパンツで登園してください」


なんだと!?


幼稚園には、オムツとパンツの替えを持参し、りょた、登園3日目で、すっかりしまい込んだパンツをはき登園。


幼稚園では、トイレの流す音が好きらしく、先生に誘われればいくとのこと。



なるほど、楽しみがあれば、いくのか。

当たり前のことに気付いた私は、ご褒美を検索し始めました。



前に買ったアンパンマンのシールは、食いつきが悪い。
シール系は、何度かチャレンジしたものの食いつきが悪く、貼ったシールをはがすのを喜んでしまうので断念。


りょたは、携帯アプリが好きです。
ダンナよりも使い方を恐らく知っているぐらい、タップもお手の物。


なので、アプリでおむつ外れのものがないか検索。
そして、見つけたのがこちら

親子で楽しく!トイレトレーニング(無料版) - Google Play の Android アプリ


これが大当たり!


あんなに嫌がっていたトイレに座って、おしっこをしてくれるようになりました(歓喜


タイマーをセットして、1時間おきになるようにして、誘っています。


遊びを中断されるとものすごく嫌がるりょたも、少々ごねますがほぼ行ってくれます。


ありがとう!アプリを作ってくれた人!



りょたのツボにはまったのが、トイレに行くまでのアニメーションが流れること。
そして、ご褒美スタンプがあること。
できた!をおせば褒めてもらえるし、できなかった。を押せば励ましてくれる。

スタンプは10個押せると特別なスタンプが出現して、テンションが上がります。



ただ難点なのが、特別なスタンプを出現させたくて、何回も押したがること・・。


それをひいても、行けるようになってくれるようになったのは嬉しい。


ただ、うんちは断固として拒否しているので、まだまだ道のりは遠いですが・・・。



アプリもそうですが、救世主は幼稚園の先生。

おしっこを漏らしても、うんちを漏らしても、明るく笑顔で

「大丈夫ですよ。ゆっくりゆっくり慣れていきましょうね」

そう声をかけてくれる先生。


先生が何よりの救世主です。


ともあれ、りょたの自信をつけるためにも、家計のためにも!(ここが大きい)おむつ卒業を目指して頑張りたいと思います。






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2年目の療育が始まりました

昨日は、りょたの療育の日でした。
なので、幼稚園はお休み。


午後からの時間なのですが、なんせ行くのに1時間半もかかる!
早退させれば行けなくはないですが、りょたの体力を考え、お休みです。


2年目となった療育は、12回でおしまいで、これでセンターでの療育は卒業となります。


今回は、親子で参加ですが、来週からは親子で参加せず分離で、私はその間、私は専門家のひとたちから接し方の勉強をするようになります。


りょたは、勝手しったセンターにおおしゃぎ。
待機の場所にある滑り台をすべっては、床にごろごろ。
つみきを見つけては積んで遊んで、また走る。

走る。走る。走る!!


「ゆっくり歩こうね」の声も届かず、ものすごいはしゃぎっぷり。


おいおい。教室が始まる前に体力が0になるよ・・・。


そうとうテンションが上がりながらも、教室へ。


1年目からずっといる大好きな先生と対面し、恥ずかしがって私の後ろに隠れるりょた。
機嫌は最高潮。


幼稚園もこんなにすんなり行ってくれならな・・・と思いつつ、二人で中へ。



2年目の療育は、1年目の遊びがメインとは違って、1.○○するよーなど、子供たちにスケジュールが知らされ、工作タイムなどもあり、この時間はなにをやる。次は何をやるというのが決まっていました。

りょたも案外すんなり取り組め、一安心。


工作タイムには、のりで紙を貼るというものでしたが、のりが嫌いで何度か拒否された私はドキドキ。


なのに、あれ?のりを指につけてすんなり貼っている・・・・・

ええー!?


小さな驚きを感じつつ、右利きなはずなのに、出されたのりの場所が、左だったので、左手でつけるあたり、なんとまぁ、りょたらしいです。



その後は、大好きなトランポリンのお部屋に移動して、思いっきりジャンプ。


充実した表情のりょたでした。


幼稚園でも、こんな表情しているのかな?
そうしていればいいな。


2年目の療育は、1年目よりもずっとずっと成長を感じました。



帰りはバスの中で爆睡。

抱っこして帰るというおまけ付き(苦笑)


その日、早めに寝たりょたとそーぴーとともに、私も寝落ちしました。


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