賽は投げられた

賽は投げられた

自閉症グレーの長男とまだ赤ちゃんの次男を抱えたすったもんだの日々を綴ります。

何がフツウで何がフツウじゃないのか

先日は、りょたのお絵かき好きを紹介しましたが


お絵かきよりも好きなのが、電車!電車です!


たぶん、頭の7割くらい電車のことでいっぱいなんじゃないかと思うほどの好きっぷり。

週末には、電車を乗るためにだけに出かけたりします。

電車に乗るだけで2、3時間つぶして帰ります。

最近では、好きな電車以外乗りません!とばかりに乗車拒否し、好きな電車が来ると狂喜乱舞。


顔を真っ赤にして

「○○○系(電車の型番)!!!!」

と雄叫びをあげます。

一緒にいる私やダンナは苦笑いしつつもそれを眺め、電車の中では研究熱心に内装を見たり、フラフラするりょたをなだめながら「次はなんの駅かな?」と、話ながら過ごしています。


そんな時、ふと辺りを見回すと、ちょこんと大人しく座っている子がいました。

親と思われる人は隣でスマホをカチカチ。

でも、子供は大人しく座っています。


何度かそういう場面を見て、ぎょっとしました。

『大人しくしているな…りょたぐらいなのに。すごいなー。りょたと出かけいる時にスマホをいじるなんて無理だわー。みんなあんなに大人しいのかな』


その出来事をダンナに話したところ

「あー、退屈そうに黙ってる子いるよな。見てて怖いよ」

「怖い?」

「りょたぐらいの年で黙って何も話さず座ってるんだよ?ありえないだろ。怖いよ怖い」

「………」


「りょたみたいに、○○○系!とかいってちょっと騒いでいる方がフツウだろ」

「でも、りょたと同じように電車好きとは限らないし」

「電車好きじゃなくても、会話ぐらいするだろう。だいたい親は子供と出かけてるのにスマホいじって何してんの?そんなに緊急を要することがあるの?」

「それはその…(・・;)」


ガラケーのダンナはスマホに否定的です。話がずれたので、その話は終わりましたが、ダンナの言葉はとても印象的でした。


私は単純に、楽そうでいいなと思ったのです。


その頃は、出かけるといえば、電車に乗るため。

目的地もないまま、乗り換え案内のアナウンスが流れれば、違う電車に乗る!と言い張られ、駅に近いスーパーに寄るのも、電車に乗りたいとごねられ、泣かれ疲れていた時だったの余計に。


でも、ダンナの言葉を聞いて
何がフツウで、何がフツウじゃないのか
考えてしまいました。


そして、気づいたのです。

りょたはフツウではない、フツウじゃないから毎日、大変なんだと思いこんでいる自分がいることに。

りょたは、りょたのままでいいって思いながら、フツウの子と、りょたを比べている自分に。


りょたが電車にこだわるように
私もフツウにこだわっていました。


似た者親子です(苦笑)


何がフツウで、何がフツウじゃないのか、そんな事を思うより、子供らしくていいじゃんぐらいの気持ちでいこーと思った出来事でした。






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謎の言葉、アウレディ

 

そーぴーが泣くと、りょたは必ずといっていいほど言う言葉があります。

 

それが、アウレディ!

 

しかも、ここぞとばかりにでっかい声で。

 


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そーぴーは、一瞬びくっとなり

 


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無表情から

なぜか笑います。

 

 

うくくっと、低い声で爆笑するときも。

 

なぜ、アウレディなのか

アウレディってなんなのか

たぶん、一生わからないかもしれませんが、こうやって兄弟で会話していると、微笑ましくなります。

 

 

 

 

何に見えますか?

りょたは絵を描くのが好きです。
そして、数字も大好きです。

彼にとって数字はマークではなく、おともだち!

そんな彼が描いた最近の一枚がこちら、





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なんだかわかりますか?

数字の1に顔が描いてあります(^^)



数字を描く日々に飽きた私がたまたま顔をかいたら反応してくれて、それを覚えていたのか描いていました。

思わず感心。



ちなみに、これを見たダンナは、
「うさぎ?」と言っていました。


……うさぎ?
………うさぎ。。


みなさんは何に見えますか?




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こころにぽっかり

早く幼稚園に行ってほしいと正直思っていた。

 

あかちゃんのそーぴーを抱え、出かられる場所も少なく、家に引きこもることが多い日々。

 

幼稚園が始まれば

幼稚園が始まれば…

 

何度も思っていたはずなのに

 

2日の今日、戻ってきた家をみたら無性に泣きたくなった。

 

ずっと一緒にいたのに。

もう、知らない世界を見ているんだね。

 

寂しいな。

寂しいよ。

 

こころにぽっかり穴が空いたみたい。

 

帰ってきたらおもいっきり抱きしめよう。

 

おかえりって。

汗だくの入園式

 

雨降るなか、りょたの入園式に行ってまいりました。

 

ずっと座っているなんて無理だろうなとは思っていましたが、まさか、ここまでとは!!

 

終始、私の膝上にいて、時には羽交い締め、暴れるりょたを汗だくになりながら押さえ込むのに必死で、園長先生の話なんて一つも覚えてないですわ。。

 

それも仕方ないです。

待ち時間は長い

式は一時間ある

しかも、ご挨拶多め(長い話を聞く)

狭い中で空調悪い。

 

なーんて状況だったので、大人でも辛かったです。

そんな中、時々、暴れながらもずーーーっと我慢していたりょたは偉い!拍手!

 

一年前は、私の膝の上も乗ってくれなかったので、そう考えると成長しているなーとしみじみ。

 

毎日にいっぱいいっぱいで、つい怒ったりしてしまうけど、振り返ってみるって大事だと改めて思った1日でした。



賽は投げられた

初めまして、りすこと申します。

 

このブログは、自閉症傾向がある3歳の長男、りょたと、6ヶ月の次男、そーぴーに囲まれ揉まれながら、なんとか1日を乗り越えている日々を綴りたいと思っています。

 

長男のりょたは明日、入園式。

そして来週からは週一で、昨年からお世話になっている療育先で新しいグループが始まります。

 

本人以上に緊張し眠れません。

昼寝をしたからかもしれませんが、緊張だと思います。

 

そんな、へっぽこな私ですがどうぞ宜しくお願いします。